2019.12.10 10:20 更新
2019.12.09 配信
Intel X299チップセットを搭載するワークステーション向けマザーボードの新製品。フォームファクタはCEB(305×267mm)で、ソケットはLGA2066、CPUはCore Xシリーズに対応する。
Core Xシリーズの豊富なPCI-Expressレーンを活かし、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16形状)×7で、マルチグラフィックスは4-Way NVIDIA SLI/AMD CrossFire Xに対応。またネットワーク機能はIntel I225-LMチップによる、デュアル2.5ギガビットLANを備え、高速なネットワークやGPU性能を要求する、クリエイターワークステーションに向く。
またワークステーション向けマザーボードでは珍しくオーバークロックに対応するのも特徴。CPUのポテンシャルと冷却性能を判断し、自動的にCPUをオーバークロック「AI OverClock」や、システムを自動的に最適化する「5-Way Optimization」などの独自機能も備え、複雑な設定をすることなくシステムの性能を引き上げることができる。
その他メモリスロットはDDR4-4266×8(最大256GB)、ストレージはM.2×2、U.2×3、SATA3.0(6Gbps)×8で、Realtek S1200Aによる7.1ch HDオーディオ機能を標準装備する。なお現時点、この製品について国内市場での販売アナウンスは出ていない。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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