2019.12.13 10:42 更新
2019.12.11 配信
Intelより、光センサー技術の「LiDAR(Light Detection and Ranging)」を用いたスマートセンシングカメラ「Intel RealSense lidar camera L515」がグローバルにて発売開始。世界最小かつ最も電力効率の高いLiDARカメラを謳う製品で、組み込んだスマートデバイスが周囲の物体や人を高い精度で三次元認識できるようになる。
LiDARとはレーダーの電波を光に置き換えたセンサーのことで、レーザー光とレシーバーによりオブジェクトとターゲットまでの距離を測定。新しい「Intel RealSense lidar camera L515」には1秒あたり2,300万の正確な深度ポイントを測定する能力があり、1,024×768ドット/30fpsの高解像度で撮影できる。
小型・軽量の本体には、ビジョンプロセッサや加速度計、ジャイロスコープ、フルHD RGBカメラなどを内蔵。モーションブラーの軽減機能を備えるほか、低レイテンシを特徴とする。キャリブレーション不要で使用できるほか、3.5W未満の省電力設計により手軽にハンドヘルドデバイスへ組み込むことが可能という。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Intel Corporation: http://www.intel.com/