複数台カメラの設置が不要。LANケーブル1本で接続・給電可能なPoE対応

スマートフォンで外出先からアクセスできる、ネットワークカメラの新製品「スマカメ360 天井タイプ」がプラネックスからリリース。LANケーブルからの給電で動作するPoEに対応し、LANケーブル1本で接続・電源供給ができる。

天井や壁に1台を設置するだけで、360°の空間すべてを撮影、複数台を設置することなく見守り・監視が可能。ソニー製の高感度CMOSセンサー「IMX323」を採用し、低照度環境でもカラー映像が撮影できる。録画解像度はフルHDで、従来以上に低容量で記録できるH.265コーデックに対応している。

撮影映像は、真上からの円球映像に加え、補正をかけた2分割180°、4分割90°映像で確認可能。スマートフォンからリアルタイムの映像を確認できるほか、microSDに保存した録画映像も視聴できる。

そのほか、映像に動きがあった際にスマートフォンに通知する動体検知に対応。マイク・スピーカー端子を備え、遠隔での声がけすることもできる。

外形寸法はφ137×54mm、重量約191g。最大32GB対応のmicroSDスロット、スピーカー出力、100BASE-TX対応の有線LANポートを備える。

なお、製品単体の「CS-QV360C」に加え、PoE対応スイッチがセットになった「CS-QV360C-IMP」、PoEインジェクターとのセットモデル「CS-QV360C-ING」も合わせて発売される。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
プラネックスコミュニケーションズ株式会社： http://www.planex.co.jp/