2020.01.04 13:52 更新
2019.12.27 配信
LGA3647プラットフォームながらコンシューマ向けを謳う28コア/56スレッドCPU、Intel Xeon W-3175Xのために設計されたE-ATXマザーボード。チップセットはIntel C622で、Skylake-SPや、Cascade Lake-SPなどのワークステーション向けプロセッサも搭載できる。
定格運用はもちろん、オーバークロック動作も想定し、合計24フェーズ(Vcore 18フェーズ/VSA 1フェーズ/VCCIO 1フェーズ/VDDR 4フェーズ)の電源回路を搭載。さらに金メッキエッジ加工を施した16層の高品質PCBと、通常の3倍にあたる30μ厚の金メッキピンソケットなどを採用。さらにフロントからリアに向けて直線的なエアフローを実現する基板レイアウトや、DIY水冷との連携も可能なウォーターブロック一体型のヒートシンクを搭載する。
VRMには冷却性能を高めるウォーターブロック一体型ヒートシンクを搭載。またサーバー・ワークステーションと同様の基板レイアウトを採用することで、エアフローを高めている |
その他、OC、ベンチマーク、安定性重視など、3つのBIOSを切り替えられる「Triple BIOS Select Switch」、PCI-Expressスロットを強制的に無効化する「PCIe Disable Switches」、デジタルマルチメーターを使いリアルタイムに電圧を測定できる「ProbeIT Connectors」、安全なUEFI BIOS設定でPCを起動できる「Safeboot Button」などのチューニング用機能を備えた。
主なスペックはメモリスロットがヘキサチャネル対応のDDR4-4000×6(最大192GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x6、miniSASx1(SATA3.0x4)、U.2×2、M.2 22110×2。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)x6、マルチグラフィックスは4-Way SLIに対応し、全てのスロットにメタルシールドを施した。
ネットワークは10ギガビットLANx2(Intel X557-AT2)、ギガビットLANx1(Intel I219LM)、オーディオはCreative Core3Dで、基板サイズは縦305mm、横330mm。
充実したネットワーク機能や、Creative Core3D対応の高音質オーディオを備えゲーミングPCとしても十分活用できる |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
EVGA Corporation: http://www.evga.com/