最高2,600MB/secの高速データ転送が可能

P/Eサイクルを250,000回以上の超高耐久NANDフラッシュ「EnduroSLC」を採用する、Greenliantの産業向けSSD。2.5インチU.2フォームファクタに対応し、1日あたり30回のドライブ書込に5年間耐えられる耐久性を実現している。

高度なハードウェアECC機能や、ビットエラー、ブロック障害などを低減する「オンチップアダプティブRAID」、停電によるデータ整合性の問題を防ぐ「電源障害検出」「バックアップ電源回路」などを搭載。さらに「EnduroSLC」はビットエラーレートが大幅に低減されているため、耐用年数内なら常に安定したアクセス速度を維持できるという。

インターフェイスはPCI-Express3.0（x4）/NVMe、転送速度はシーケンシャル読込2,600MB/sec、書込1,900MB/sec。容量は800GB～1.92TBで、動作温度は-40～85℃のワイドレンジに対応する。

グローバル市場向けにはすでにサンプル出荷が開始され、2019年末より量産開始。またGreenliantでは、3D TLC NANDフラッシュを採用するエンタープライズ向けNVMe U.2 SSDも2020年第1四半期より出荷する予定だ。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Greenliant Systems, Ltd： http://www.greenliant.com/