2020.01.07 10:43 更新
2020.01.06 配信
CES 2020にて、AMDよりモバイル向けの「Ryzen Mobile 4000」シリーズが発表された。デスクトップ向け第3世代Ryzenシリーズと同様に7nmプロセスのZen 2アーキテクチャを採用するCPUで、全6モデルがラインナップされている。
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薄型・スリムノートPC向けとなる、TDP15WのUシリーズ最上位は、8コア/16スレッドに対応する「Ryzen 7 4800U」。ベースクロック1.8GHz、ブーストクロック最大4.2GHz、8コアのGPU(1,750MHz)を内蔵、DDR4-3,200MHz/LPDDR4-4,266MHzメモリをサポートする。AMDによれば、競合比でマルチスレッド性能は90%、グラフィックス性能は28%上回るという。
ゲーミング・クリエイター向けとして、TDP45WのHシリーズも発表。8コア/16スレッドの最上位モデル「Ryzen 7 4800H」は、ベースクロック2.9GHz、ブーストクロック最大4.2GHz、7コアのGPU(1,600MHz)を内蔵、同じくDDR4-3,200MHz/LPDDR4-4,266MHzメモリをサポートする。
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いずれもメーカー各社より、2020年第1四半期にも搭載モデルが発売される予定となっている。なお、その他モデルや詳細については、現地レポートにてお伝えする予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
AMD: http://www.amd.com/