2020.01.07 17:02 更新
2020.01.07 配信
パナソニックより、メガネ型VRグラスとして初めてHDRに対応したコンセプトモデルの開発がアナウンス。現地時間1月7日に開幕するCES 2020に参考出展される。
世界トップクラスのVRグラス向けデバイスメーカーである、Kopin社(本社:アメリカ マサチューセッツ州)と共同開発を行った製品。本体が大型化し、装着感に難があった従来のVRグラスの課題を克服。パナソニックがもつ映像機器の信号処理技術と音響技師、デジタルカメラLUMIXの光学技術を融合させ、高画質・高音質かつ小型・軽量のメガネ型VRグラスを実現した。
両社が共同開発した4K/HDR対応のマイクロ有機ELパネルは、スクリーンドア効果の発生を抑える仕様。さらに磁性流体を用いたテクニクス独自のダイナミック型ドライバーを内蔵し、超低音から高音までの広帯域再生に対応する。
また、パナソニックとKopin、3Mで共同開発した光学モジュールの採用により、歪みを抑えた自然な映像を超単焦点で表示。メガネのような小型・軽量デザインに仕上げた。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
パナソニック株式会社: http://panasonic.jp/