SoCはV1000シリーズ4モデルから選択可能

COM Express Type 6に準拠するボードPCの新製品。SoCにはRyzen Embedded V1000シリーズを採用し、V1202B、V1605B、V1756B、V1807Bの4モデルから選択できる。

CPUコアに「Zen」を、GPUコアに「Vega」を統合したことで、コンパクトながら優れたパフォーマンスを発揮。シンクライアントや産業用制御端末、通信用のインフラ機器のほか、グラフィックス性能やマルチメディア性能が重要になるデジタルカジノゲームなどにも対応する。

主なスペックはメモリスロットがDDR4-SODIMM×2（最大32GB）、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×2、拡張スロット用のバスはPCI-Expressが8レーン、ネットワークはIntel I210ITによるギガビットLANを搭載し、インターフェイスはUSB2.0x8、USB3.1×4と、UARTx2を搭載。

グラフィックスインターフェイスはデュアルチャネルLVDSとDDIx3、基板サイズは95×95mm、OSはWindows 10 64bitとUbuntuに対応する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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