2020.01.31 11:56 更新
2020.01.30 配信
AMDの組み込み向けSoC「Ryzen Embedded V1000」「Ryzen Embedded R1000」シリーズを搭載した、Kontronの産業向けマザーボード「D3713-V/R mITX」がリリースされた。富士通が設計を手がけた“Designed by Fujitsu”の製品で、フォームファクタはMini-ITX。
搭載SoCは、Ryzen Embedded V1202B/V1605B/V1807B、Ryzen Embedded R1305G/R1606Gをラインナップ。Radeon Vega内蔵の強力なグラフィックス性能が特徴で、DisplayPortやデュアルチャネルの24bit LVDS出力を備え、最大4画面の4K出力に対応する。
メモリスロットはDDR4-3200MHzのSO-DIMMスロット×2(最大32GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×2を実装。拡張スロットは、PCI-Express3.0(x4)、miniPCI-Express(ハーフ/フルサイズ)に加え、PCI-Express(x4)およびPCI-Express(x2)接続のM.2スロット(2280)を合計2基備える。
そのほか、インターフェイスはIntel i210LMチップによるギガビットLAN、USB3.1 Gen.2×2、USB3.1 Gen.1×2、シリアルポートを装備。オーディオチップには、5.1ch対応のRealtek ALC256が実装されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Kontron: http://www.kontron.com/