2020.02.21 10:35 更新
2020.02.20 配信
MSIより、タイムリーかつ意外なプロダクトが発表。現在世界で流行している新型コロナウイルス(COVID-19)への対策にも活用できるという、AI医療ロボット「AI-UVC Disinfection Robot」がリリースされた。
ウイルスの殺菌または静菌を行い、病院や診療所における集団感染を改善・抑止する医療向けロボット。253.7nmの紫外線を発生させるUVライトを内蔵し、最大160,000μW/cm2のローテーション照射によりウイルスを除去する。
また、様々な環境やニーズに合わせたモジュールの換装に対応。機能別のモジュールへ換装することで、大気質モニタリングやウイルスの自発的除去、高温の患者の識別、患者への食事の輸送など、幅広い用途に活用できる。
なお、MSIは長くサービス型ロボット技術の開発に取り組んでおり、この製品は明志科技大学(台湾)とPOWER JADE LINK ENERGY TECHNOLOGY(中国)との合弁事業により開発。台湾三峡区の病院における実地検証が行われた際には、肯定的なテスト結果が得られたという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): https://www.msi.com/