2020.03.05 10:18 更新
2020.03.04 配信
Western Digitalのスモール・ミディアムエンタープライズ向けストレージ「WD Gold」シリーズから、初のSSD「WD Gold NVMe SSD」が登場した。
PCI-Express3.0(x4)接続に対応する2.5インチU.2ドライブで、容量は960GB、1.92TB、3.84TB、7.68TBの4モデルがラインナップ。一般的なエンタープライズ向けSATA3.0(6Gbps)SSDと比較して、最大5倍のシーケンシャル性能を誇り、ビジネスインテリジェンス、データ分析、仮想化、ERPなどのアプリケーション性能を高めることができる。
また3D TLC NANDフラッシュ、SSDコントローラ、ファームウェアのすべてを自社で制作することで高い信頼性を実現。さらに電力損失保護やデータパス保護機能、セキュアブート、セキュアイレースなどの機能を備えた。
主なスペックはシーケンシャル読込が最高3,100MiB/sec、書込最高2,000MiB/sec、ランダム読込は最高472,000 IOPS、書込最高65,000 IOPS、レイテンシは最高208μs。書込耐性は0.8DWPDで、総書込量は960GBが1.4PB、1.92TBが2.4PB、3.84TBが5.61PB、7.68TBが11.21PB。
本体サイズは幅69.85mm、奥行き100.45mm、厚さ7.0mm、重量95g。MTBFは200万時間で、製品保証は5年間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Western Digital Corporation: http://www.wdc.com/