2020.03.06 10:19 更新
2020.03.05 配信
AMDは、アナリスト向け説明会「Financial Analyst Day 2020」にて、次世代アーキテクチャ「RDNA 2」を採用する最新GPU「NAVI 2X」の概要を公開した。
従来の「GCN」アーキテクチャから50%のワットパフォーマンス向上を果たしたRadeon RX 5000シリーズの「RDNA」。次世代の「RDNA 2」では、IPCの改善や、内部設計の改良による消費電力の低下、クロックの向上等によって「RDNA」から、さらに50%ものワットパフォーマンス向上を実現した。
またこれまで対応が遅れていたリアルタイムレイトレーシング機能にも対応し、性能・機能ともNVIDIAのハイエンドGPUと渡り合えるようになるという。
その他、GPU関連のアーキテクチャでは、すでに次次世代のゲーミング向け「RDNA 3」や、データセンター向けにコンピュート処理に最適化した「CDNA」など。さらにCPU関連のアーキテクチャでは、7nm世代の「ZEN 3」に加え、5nm世代の「ZEN 4」が用意されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: https://www.amd.com/ja