2020.03.12 10:09 更新
2020.03.12 配信
LANケーブル1本で、データ通信と電力供給ができるPoE(Power Over Ethernet)の給電ネットワークが構築できる、PoEインジェクター。コンセントのない場所でもネットワーク機器が設置できるようになる。
また既存のネットワーク環境に追加が可能。スイッチングハブと本体を接続し、PoE対応無線アクセスポイントやIPカメラ等との間に設置することで、電源供給とデータ転送ができる。想定用途としてはAC電源を増やすことができない施設や、天井など、集合住宅やオフィスにも向く。
ポート数は入力/出力共に4で、各ポート毎にPoE給電コントロールを行うため、IEEE802.3afデバイス、IEEE802.3atデバイスの混在接続も可能。ボディは放熱性に優れるメタル製で、熱による動作異常を起こしにくい。
対応規格はIEEE802.3、IEEE802.3u、IEEE802.3ab、IEEE802.3af/at。伝送方式は100Mbps/10Mbps(全二重/半二重)、1,000Mbps(全二重)。PoE対応ポート出力は、at規格1ポート最大30W、af規格1ポート最大15.4W、全ポート合計120Wまで。外形寸法は幅120mm、奥行き78mm、高さ32mm、重量は280g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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