2020.03.12 20:00 更新
2020.03.11 配信
「3.5″-SBC-VR1000」は、ファンレス駆動にも対応する3.5インチサイズの超小型SBC。プロセッサはRyzen Embeddedシリーズに属するV1605B/V1202B/R1606G/R1505Gの4モデルから選択できる。
グラフィックス機能はSoC内蔵のRadeon Vegaを採用。ディスプレイ出力はDisplayPortx1、HDMIx1に加え、LVDSx1を備え、最大3画面の同時出力に対応。また4Kの高解像度出力もサポートしており、デジタルサイネージやデジタルカジノゲーム、キオスク端末、医療用画像処理、産業向け制御端末など、幅広い用途で力を発揮する。
主なスペックはメモリスロットがDDR4-2400 SO-DIMMx2(最大32GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x2、M.2 2280×1、拡張スロットはminiPCI-Expressx1、microSIMx1、ネットワークはIntel I210-AT/I211-ATによるデュアルギガビットLANで、オーディオチップはRealtek ALC662を搭載。
その他、全8ポートのUSB(ピンヘッダ含む)や、全4ポートのシリアルポート(同)、8bitDIOなどを実装。基板サイズは縦105mm、横146mmで、対応OSはWindows 10。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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