漢字660行/分のライン型モデルも同時リリース

複写伝票や特殊帳票の印刷ができるドットインパクトプリンタの新製品。製品ラインナップは用紙を曲げずに印刷できる水平型が2モデル、大型の印刷ヘッドを備えたライン型が1モデルの計3モデル。

水平型の「MultiImpact 720」シリーズには、NECの水平型ドットインパクトプリンタでは最速となる漢字360字/秒の高速印刷と複写枚数最大9枚に対応した高速モデル「MultiImpact 720AEN」と、漢字160字/秒、複写枚数最大8枚のスタンダードモデル「MultiImpact 720SEN」がラインナップ。

MultiImpact 720SEN

いずれもセットした用紙が傾いていた場合でも自動的に修正する「傾き補正」と、左右のセット位置を調整する「印字開始位置補正」機能を搭載。さらにプリンタの設置スペースや用途の応じて給紙方式を使い分けることができる「マルチウェイローディング機能」を搭載する。

インターフェイスはIEEE1248双方向パラレル、USB2.0、イーサネットに対応。本体サイズは幅600mm、奥行き350mm、高さ290mm、重量は「MultiImpact 720AEN」が約22.5kg、「MultiImpact 720SEN」が約18kg。

MultiImpact 750/500E

「MultiImpact 750/500E」は漢字最高660行/分に対応するライン型ドットプリンタ。行方向をまとめて一度に印刷できる大型印刷ヘッドを搭載しており、複写枚数の多い用紙やラベル紙などへの高速印刷が可能だ。

インターフェイスはイーサネットに対応。本体サイズは幅700mm、奥行き755mm、高さ1,055mm、重量は約163kg。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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