2020.03.17 17:28 更新
2020.03.17 配信
旭化成エレクトロニクス初の電流出力方式フラッグシップDACチップ「AK4499EQ」を左右独立構成で2基搭載するポータブルオーディオ。デジタルオーディオとして使用する場合は384kHz/32bit PCM、およびDSD256(11.2MHz DSD)に、USB DACとして使用する場合は、XMOS XUF208 USBチップを搭載するため768kHz/32bit PCM、およびDSD512(22MHz DSD)に対応する。
また独立した2系統の日本電波工業製超高精度水晶発振器を搭載し、ジッターを極限まで抑制する新クロックシステムや、2.5mm/3.5mm/4.4mmヘッドフォン出力に対応する完全バランス設計ヘッドホンアンプ、高感度IEMから低能率ヘッドフォンまで、アンプ部を最適化する「アクティブ・サーボパワー・テクノロジー」などの独自機能を搭載。
さらに自社開発アプリ「FiiO Music」を搭載するカスタマイズAndroid OSと、Samsung「Exynos 7872」SoCを組み合わせることで、デジタルオーディオとしては最高クラスの高速動作を実現しているという。
液晶ディスプレイは5.15型10点マルチタッチIPS(1,440×720ドット/1,677万色)、ストレージ空き容量は52GB、外部ストレージはmicroSD(最大2TB)。インターフェイスはUSB Type-Cで、ワイヤレス機能は2.4/5GHz Wi-FiとBluetooth 5.0(SBC/AAC/aptX LL/aptX HD/LDAC)に対応する。
本体サイズは幅75mm、奥行き134mm、高さ18mm、重量307g。バッテリーは7,490mAhリチウムポリマーで、連続再生時間は15時間、待機時間は1,800時間、充電時間は約3.5時間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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