2020.03.26 17:24 更新
2020.03.26 配信
データセンター向けSSDを得意とするMemblazeから、96層3D eTLC NANDを採用する最新NVMe SSD「PBlaze5 920」シリーズがリリースされた。
製品ラインナップは、3DWPDの高耐久モデルがPCI-Express3.0(x4)接続のU.2フォームファクタ「D926」と、PCI-Express3.0(x8)接続のHHHH AICフォームファクタ「C926」、1DWPDの読込処理向けモデルがU.2の「D920」と、HHHH AICの「C920」の4モデル。なお容量は3DWPDが3.2TBと6.4TB、1DWPDが3.84TBと7.68TBが用意される。
いずれもLDPCエラー訂正や、AES-256bit暗号化、フルデータパス保護、エンドツーエンドデータ保護、電源障害保護などの機能を備え、安全で信頼性の高いストレージ環境を実現。また最大32個の名前空間をサポートしており、単一のドライブでマルチアプリケーション環境を構築できる。
転送速度はU.2モデルがシーケンシャル読込最高3.5GB/sec、書込最高3.5GB/sec、ランダム読込最高840,000 IOPS、書込最高300,000 IOPS。HHHH AICモデルがそれぞれ5.9GB/sec、3.7GB/sec、970,000 IOPS、300,000 IOPS。いずれもレイテンシは読込が90μs、書込が12μs、MTBFは200万時間で、消費電力は7~25W。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Memblaze: http://www.memblaze.com/