2020.03.30 12:13 更新
2020.03.30 配信
ASUS JAPANは同社製シングル・デュアルソケットサーバーが、SPEC.orgのベンチマークで、新たに合計578項目の世界記録を樹立したことを発表した。
ASUSサーバーには、ワークロードの要件に応じて調整することで、パフォーマンスとアジリティを両立できる独自のパフォーマンスブースト技術を搭載。これにより競合サーバーベンダーより30%も多い世界記録を樹立。シングル・デュアルソケットサーバー部門では最高の世界記録数保持者としてランク付けされているという。
PCI-Express4.0や、64コア/128スレッドに対応する、AMDの新サーバー向けプロセッサ「EPYC 7002」シリーズを搭載した「RS500A-E10」および「RS700A-E9 V2」サーバーは、現在102項目の世界記録を保持しており、その内訳はシングルソケットのテストが64項目、デュアルソケットのテストが38項目。整数演算、浮動小数点演算とも高速で、AI推論、仮想化、VDI、分析、およびソフトウェア定義などに向く。
「ESC8000 G4」シリーズ | 「RS300-E10」シリーズ |
「Xeon Platinum 8280L」と、最大4.5TBの大容量メモリを搭載できる高密度サーバー「ESC8000 G4」は、現在192項目の世界記録を取得。AI学習、高性能コンピューティング、データセンタ環境などに向く。
さらにIntel Xeon E-2200を採用するエントリーサーバー「RS300-E10」シリーズでも多くの世界記録を樹立したという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/