2020.03.31 12:08 更新
2020.03.30 配信
Microsoftより、Officeソフトウェアの新しいサブスクリプションサービス「Microsoft 365」がリリース。従来の「Office 365」からブランドを刷新、個人向け「Office 365 Personal」は「Microsoft 365 Personal」に、ファミリー向け「Office 365 Family」は「Microsoft 365 Family」にそれぞれ改名される。
新サービスの提供に合わせて、新機能を追加。その一つがWordやOutlook.comなどで利用できる文書校正機能の「Microsoft Editor」だ。クラウド処理のAIにより、スペルや文法、論文の類似性などをチェックしてくれる。これらはMicrosoft EdgeおよびGoogle Chromeのブラウザ拡張機能としての提供も行われる。
また、PowerPointが搭載するプレゼンのコーチング機能「PowerPoint Presenter Coach」も拡充。話すスピードや抑揚などをAIが分析し、リアルタイムでアドバイスを出してくれる。プレゼンのデザインを自動生成する機能なども追加された。
そのほか、銀行口座やクレジットカード情報をインポートして高機能な家計簿を作成できる「Money in Excel」、個人用カレンダーと仕事用カレンダーを連携させるOutlookの新機能も発表。Skypeで簡単にビデオ会議を作成できる「Meet Now」が追加されたほか、コラボレーションツール「Microsoft Teams」のコンシューマ版も提供される。
新しい「Microsoft 365」は、4月21日(日本時間4月22日)より日本を含む全世界で提供を開始。価格は「Office 365」から据え置きで、「Microsoft 365 Personal」が6.99ドル、「Microsoft 365 Family」は9.99ドル。日本においては、「Microsoft 365 Personal」が月額税込1,284円で提供されることが決まっている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Microsoft Corporation: http://www.microsoft.com/