2020.04.02 17:00 更新
2020.04.02 配信
Intelから、Comet Lake-HことTDP45WのハイエンドモバイルCPU「第10世代Intel Core H」シリーズが正式発表された。
コア数は最高8コア/16スレッドで、Turbo Boost時の最高クロックは5.3GHz。メインストリーム向けデスクトップCPUを上回るシングルスレッド性能を実現しており、3年前のシステムと比較するとゲームのフレームレートは最大54%、4Kビデオレンダリング性能は最大2倍も高速化されているという。
またIntel Wi-Fi 6 AX201への対応や、「Intel Turbo Boost Max Technology 3.0」、インテリジェントチューニング機能「Intel Adaptix Dynamic Tuning Technology」「Intel Extreme Tuning Utility」、1クリックオーバークロック「Intel Speed Optimizer」などへの対応が謳われている。
製品ラインナップは倍率ロックフリーの「Intel Core i9-10980HK」を筆頭に、Core i7が3モデル、Core i5が2モデルの計6モデル。なおすでに主要なPCメーカーでは搭載モデルの開発が進められ、厚さ20mm以下のコンパクトモデルが30モデル以上、ノートPC全体では100モデル以上が登場する予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/