2020.04.08 10:17 更新
2020.04.07 配信
PCI-Express4.0(x4)接続に対応するエンタープライズ向けSSDがSK Hynixからリリース。なお主要顧客にはすでにサンプル出荷も開始されているという。
製品ラインナップは読み込み集中型の「PE8010」と、混合アクセス型の「PE8030」で、フォームファクタはU.2/U.3、最大容量は8TB。
NANDフラッシュはSK Hynixの96層4D TLC NANDで、転送速度はシーケンシャル読込最高6,500MB/sec、書込3,700MB/sec、ランダム読込1,100,000 IOPS、書込320,000 IOPS。従来モデルとの比較ではシーケンシャル読込が103%、ランダム書込は357%も性能が向上しており、データセンターの処理速度をさらに高速化できる。
またEDSFF 1U Long(E1.L)フォームファクタに対応する読み込み集中型SSD「PE8111」も正式発表。こちらはインターフェイスがPCI-Express3.0(x4)で、NANDフラッシュは128層4D TLC NANDを採用する。
転送速度はシーケンシャル読込3,400MB/sec、書込3,000MB/sec、ランダム読込700,000 IOPS、書込100,000 IOPS。現時点での最大容量は16TBで、将来的には32TBモデルも登場する予定だ。なおサンプル出荷は2020年後半より開始される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
SK Hynix: http://www.skhynix.com/