2020.04.09 15:00 更新
2020.04.09 配信
映像制作向けカラーマネジメント液晶ディスプレイの新製品。2019年10月に発売が開始された27型4Kモデル「ColorEdge CS2740」の派生機種で、映像制作用のHDR表示に対応する。
また放送向け「Hybrid Log Gamma方式」と、配信・映画制作向けの「PQ方式」の両方のHDR入力特性に合わせた表示が可能。さらにデジタルシネマ規格である「DCI-P3」や、4K/8K放送の色基準となる「BT.2020」など、国際規格で定められた色域とガンマを再現する豊富な映像制作向けカラーモードを備え、本体前面のボタンで切り替えることができる。
色域はDCI-P3 91%、Adobe RGB 99%をカバーし、4K/8K放送の色基準となるBT.2020色域にも対応。またケーブル1本で映像信号・USB信号の伝送、PCへの給電(60W)ができるUSB Type-C接続や、わずか1分半でハードウェアキャリブレーションができる「ColorNavigator 7」(ソフトウェアは無償/センサーは別売り)に対応する。
液晶パネルはアンチグレアIPS、視野角は水平/垂直178°、輝度350cd/㎡、コントラスト比1,000:1、応答速度10ms。本体サイズは幅638mm、奥行き265mm、高さ404.1~559.1mm、重量約10.3kg。スタンドは-5~35°チルト、344°スイベル、90°ピボット、155mm高さ調整に対応し、VESAマウンタは100x100mmピッチ。
インターフェイスはHDMIx1、DisplayPortx1、USB Type-Cx1、USBハブx2。製品保証は5年間で、購入から6ヶ月間は無輝点保証も提供。またオプションとしてワンタッチで取り付けられる遮光フードが用意される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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