2020.04.21 12:22 更新
2020.04.21 配信
著名オーバークロッカーの清水貴裕氏と共同開発した、“シミオシ”CPUグリスの新モデル「OC Master 1g」が来週発売。ハイエンドグリスを手頃な価格で使ってみたいというニーズに応えた新バリエーションで、容量を標準サイズの半分となる1gに抑え、低価格を実現した。
小容量ながら、マテリアルの比重が一般的なハイエンドグリスより低くグラムあたりの容積が大きいため、Ryzen Threadripperに2回塗布可能な容量を確保。さらに「広い温度域に対応する高性能グリスは、粘度が高くなるため塗りにくい製品が多かった」(清水氏)という難点を解決するため、あえて極冷オーバークロックを考慮しない常用温度域向けとすることで、“塗りやすくよく冷える”グリスとなった。
熱伝導率は13.2W/m・kで、耐熱温度は-50℃~250℃、粘度は90~100pas。特殊配合により塗りやすく馴染みも良好で、極限まで薄塗りが可能という。また、非導電性のためショートの不安なく使える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社親和産業: https://www.shinwa-sangyo.co.jp