多彩なニーズに対応する12種類のSoC構成をラインナップ

congatecから2月にグローバル向けに発表されていた、3.5インチサイズの超小型組み込みボードPC「conga-SMC1/SMARC-ARM」が国内向けにリリース。SMARC 2.0フォームファクタに準拠したARMベースのボードPCで、高性能なi.MX 8QuadMaxや14nmのi.MX 8M Mi、省電力なi.MX 8Xなど、12種類のSoCから仕様を選択できる。

PCI-Express3.0接続のM.2 Type B 2242/2280やminiPCI-Expressスロット、SATA3.0（6Gbps）ポートなどを搭載。多彩なニーズに合わせた拡張が可能で、4x UART、2x CAN、8x GPIO、I2C、SPIなどの組み込みインターフェイスに加え、IoT接続用の統合型microSIMスロットも備える。

そのほか、デュアルギガビットLANや最大5ポートのUSB、HDMIなどのインターフェイスに対応。カメラ接続用のMIPI-CSI入力、I2Sサウンド向けオーディオジャックも実装できる。ボードサイズは幅146mm、奥行き102mm。電源用には12～24V対応のDCジャックを備える。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
コンガテック ジャパン株式会社： https://www.congatec.com/jp.html