2020.05.05 12:00 更新
2020.05.04 配信
「Tinker Edge R」は、ASUSのAIアプリケーション向けSBC「Tinker Edge」シリーズに属する最新モデル。
SBCの多くが5V/3A(最大15W)までの電力しか供給できないのに対して、「Tinker Edge R」ではDCジャック、4pinヘッダのいずれでも最大65Wまでの電力供給が可能。これにより、複数のデバイスを接続した場合や、消費電力の多いデバイスを接続した場合でも常に安定したパフォーマンスを発揮する。
また基板上には専用の電源保護機能を備え、過電流や過電圧が発生した場合でも基板や、接続したデバイスが破損するのを防止できる。
プロセッサはヘキサコアのRockchip RK3399Pro NPUで、処理性能は3TOPS。メモリはLPDDR4 4GB(デュアルチャネル)+NPU用2GB、ストレージは16GB eMMCで、インターフェイスはHDMIx1、USB Type-Ax3、USB Type-Cx1、ギガビットLAN、miniPCI-Expressなど。またWi-Fi+Bluetoothコンボカードを標準装備する。なお現時点、この製品について国内市場での販売アナウンスは出ていない。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer: http://www.asus.com/