2020.05.14 10:15 更新
2020.05.13 配信
Intelのワークステーション向けプロセッサXeonシリーズに、開発コードネーム「Comet Lake」を採用した新モデル「Xeon W-1200」シリーズが登場した。
4月30日にグローバルリリースされた、デスクトップ向け「第10世代Intel Coreプロセッサ」と同じく、最高10コア/20スレッドに対応。また上位モデルは「Turbo Boost Max 3.0」や、「Thermal Velocity Boost」機能を搭載し、シングルスレッドなら最高5.30GHz、マルチスレッドでも最高4.90GHzの高クロック動作に対応する。
また全てのモデルにグラフィックス機能Intel UHD Graphics P630が内蔵され、メモリクロックはDDR4-2933(デュアルチャネル)に対応。さらにエラー訂正機能であるECCもサポートされ、デスクトップCPUに比べてより安定した動作が可能になる。
その他、Intel I225による2.5ギガビットLANや、Wi-Fi 6無線LANカードIntel Wi-Fi 6 AX201のサポートなどは「第10世代Intel Coreプロセッサ」と同様。なおチップセットはワークステーション向けのIntel W480が用意される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/