96層TLC NAND採用の高速モデルも同時リリース

「2210」シリーズ（トップ画像左）は、大容量かつ低価格なQLC NANDフラッシュを採用するエントリーNVMe M.2 SSD。容量は512GB、1TB、2TBの3モデルがラインナップする。

NANDフラッシュの一部をSLCキャッシュとして利用することで、QLC NANDを採用しながらシーケンシャル読込最高2,200MB/sec、書込最高1,800MB/sec、ランダム読込最高265,000 IOPS、書込最高320,000 IOPSの高速アクセスが可能。またAES 256bit暗号化やTCG Opan 2.0、電源損失保護、ダイナミック書込アクセラレーションなどの機能を備えた。

フォームファクタはM.2 2280、インターフェイスはPCI-Express3.0（x4）/NVMe 1.3、書込耐性は180TBW～720TBW、MTBFは200万時間。

「2300」シリーズ（トップ画像右）は、96層3D TLC NANDフラッシュを採用するハイエンドNVMe M.2 SSD。容量は256GB、512GB、1TB、2TBの4モデルがラインナップする。

転送速度はシーケンシャル読込最高3,300MB/sec、書込最高2,700MB/sec、ランダム読込最高430,000 IOPS、書込最高500,000 IOPS。またこちらもAES 256bit暗号化やTCG Opan 2.0、電源損失保護、ダイナミック書込アクセラレーションなどの機能を備える。

フォームファクタはM.2 2280、インターフェイスはPCI-Express3.0（x4）/NVMe 1.3、書込耐性は150TBW～1,200TBW、MTBFは200万時間。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Micron Technology： http://www.micron.com/