2020.05.22 17:00 更新
2020.05.22 配信
アイトラッキングおよび脳センシング技術を手がける、Looxid Labs社のバイオセンシングシステム「Looxid Link」が国内向けに取り扱い開始。既存のヘッドマウントディスプレイ(HMD)を組み合わせることで、バイオセンシングを活用したゲームやバーチャルトレーニング、教育に応用できる。
HMDを使用したVR/AR/MR空間内におけるプレイヤーの心理状態を視覚化し、“空間との対話”に活かすシステム。それらの情報を総合的に分析することで、消費者行動の理解、プレイヤーの心理状態を応用したゲーミングなどに利用する。
具体的には、店舗内で人が様々なブランドの製品から購入対象を絞っていく過程の脳状態の変化など、人間行動を研究する手段として活用するという。
なお、販売されるのは既存のHMD製品に装着するシステムで、「Oculus Rift S」および「HTC VIVE Pro/VIVE Pro Eye」「HTC VIVE」に対応する3製品をラインナップ。データ処理プログラムの「Looxid Link Core」、収集したデータをアプリケーションで利用するためのAPIも提供される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社アスク: https://www.ask-corp.jp/
Looxid Labs: https://looxidlabs.com/looxidlink/