6月26日をもって、あの独特なパッケージの製造が終了

Intelより、前世代のフラッグシップCPUである「Core i9-9900K」についてアナウンス。ショップや流通業者泣かせだった、あの独特な十二面体パッケージが廃止されることになった。

ユニバーサル向けおよび中国向けに出荷される「Core i9-9900K」の十二面体パッケージについて、製造終了が発表。十二面体のアクリルケースにCPUを収めたパッケージは、インパクトとプレミアム感は絶大だったものの、収納面では（非常に）難ありだった。新世代CPUの「Core i9-10900K」が登場するに至り、プレミアムモデルとしての役目を終えたということだろう。

独特な形状が災いして、収納性は劣悪だった「Core i9-9900K」のパッケージ

現在のパッケージを採用する「Core i9-9900K」の生産終了日は2020年6月26日とされ、この日付以降は十二面体パッケージの注文キャンセル・返品は不可。最終出荷日は2020年7月10日とされる。なお、製造が終了するのは現行パッケージのみで、「Core i9-9900K」のボックス品は、引き続き標準パッケージで製造されるとのこと。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Intel Corporation： http://www.intel.com/