教育現場や企業トレーニングを想定したスタンドアロン型VRヘッドセット

「VR/AR Global Summit Online Conference」にて、Lenovoよりスタンドアロンで動作する新しいVRヘッドセット「Lenovo Mirage VR S3」が正式発表。Pico Interactiveと共同開発した製品で、LenovoのVR/ARプラットフォーム「ThinkReality」を採用する。

3DoFトラッキングに対応するやや控えめな性能ながら、頑丈かつ手頃な価格が特徴。1台から複数台のヘッドセットを同期できるため、教育現場や企業の効果的なトレーニングに活用できる。学校教育向けのVRソリューション「Lenovo VR Classroom 2」、グローバルなエンドツーエンドのサービスプログラム「Lenovo Integrated Solutions Support（LISS）」に対応する。

片目あたり2,160×1,920ドットの4K仮想ディスプレイでの視聴が可能で、視野角は110°。オーディオ機能やBluetooth機能を内蔵、バッテリーで最大3時間動作する。

なお「Lenovo Mirage VR S3」は、日本を含む世界各地域にて2020年第3四半期に発売される予定だ。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Lenovo Corporation： https://www.lenovo.com/