2020.06.22 16:00 更新
2020.06.22 配信
今年5月のオンラインカンファレンス「GTC2020」にて発表された、データセンター向けGPU「NVIDIA A100」に、PCI-Express接続モデルが登場した。
NVIDIAの新アーキテクチャ「Ampere」を採用し、製造プロセスはTSMC 7nm、トランジスタ数は540億、バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x16)で、TDPはSXM4版の400Wから250Wへと削減されている。
PCI-Express接続モデルが登場したことで、より多くのシステムに導入が可能になった | この4年間で、AIやデータ解析の性能は9倍も向上しているという |
その他基本スペックに大きな違いはなく、演算性能はFP64が9.7 TFLOPS、FP64 Tensor Coreが19.5TFLOPS、FP32が19.5 TFLOPS、Tensor Float 32が156TFLOPS、Bfloat 16が312 TFLOPS。
ビデオメモリはSamsung製HBM2 40GB、メモリ帯域幅は1.6TB/secで、クーラーにはサーバーに実装されているファンを使って冷却を行うパッシブクーラーを採用する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/