エアフローとケーブルマネジメントに有利な内部設計

高エアフローPCケース設計とされる、マザーボード90°回転レイアウト採用のミドルタワーPCケース。対応フォームファクタはATX。

マザーボードの設置条件から、バックパネルはトップ面にレイアウト。グラフィックスカードは垂直にレイアウトされ、右側面に強化ガラス製サイドパネルを装備。マザーボード裏配線スペースが左側面になるため、本体は左の壁に沿って設置するスタイルになる。

フロントパネルは、カーボンファイバールックが特徴。中央部分には、ダイヤモンドカットのアルミニウム製プレートを備え、その周囲はRGB LEDイルミネーションで装飾。アドレス指定可能なRGBロゴも備え付けた。

また、ASRock「Polychrome Sync」、ASUS「Aura Sync」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light Sync」との同期にも対応。さらに本体には8ポートのアドレサブルRGBコントローラ基板（14モード）を実装する他、非対応マザーボード搭載時でも手動でカラーコントロールができる。

冷却ファンレイアウトは、フロント120mmx3（標準）または140mmx2（オプション）、リア120mmx2（アドレサブルRGB LEDファン標準）または140mmx2。ラジエターはフロント360mmサイズ（厚さ64mm）まで、リア240mmサイズ（厚さ60mm）まで。

ストレージは2.5インチシャドウベイx4、3.5インチシャドウベイx2。拡張スロットは7段で、フロントトップ部の外部アクセスポートにUSB3.0x2、USB2.0x2、音声入出力端子を備える。

外形寸法は幅215mm、奥行き480mm、高さ485mm、重量9.0kg。各有効スペースはCPUクーラーが高さ165mmまで、グラフィックスカードが長さ323mmまで、電源ユニットが奥行き200mmまで。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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