デュアルポンプには警告機能も内蔵

2020年3月5日付プレスリリースで既報。ポンプユニットが特徴のオールインワンタイプ水冷ユニット新製品。ラジエターサイズは240mm（277x120x27mm）と360mm（397x120x27mm）の2種類をラインナップする。

特許取得のデュアルポンプは、ツインタービンを並列で稼動させることで、クーラント液の循環スピードを高める効果を狙ったもの。ウォーターブロックへ大量にクーラント液を送り込む事で、CPUの低温状態を維持できる。さらに片側のタービンが故障した場合でも、片方が稼動を続けるフェイルセーフも新しいアピールポイントと言えそうだ。

なお、ウォーターブロックは銅製ベースプレートとマイクロチャネルフィンで構成され、放熱効果を高めた。

ポンプ内蔵ウォーターブロック（68x68x100mm）のヘッド部には、光るLEDロゴを内蔵。通常はホワイト色で点滅し、過度な電流や熱を検知すると、赤色と青色の交互に点滅。いち早くシステムの異常を知る事ができるというワケだ。また、チューブはゴム製で、編組ナイロンスリーブ仕様。チューブ長は400mm。

ラジエター搭載ファンは、水冷クーラー用に設計されたという「AJF120ファン」を採用。回転数は500～2,500rpm±10%、騒音値23dBA、風量最大101.5CFM、静圧4.22mmH2Oで、軸受けはダブルボールベアリング。アドレサブルRGB LEDを内蔵し、各社対応マザーボードとの同期が可能。付属のコントローラーによるライティングモードの切り替えにも対応する。

対応ソケットは、Intel LGA2066/2011(-v3)/1366/115x/1200、AMD Socket sTRX4/TR4/SP3/AM4/AM3(+)/AM2(+)/FM2(+)/FM1。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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