2020.06.30 14:43 更新
2020.06.30 配信
キオクシアは、SNIA(Storage Networking Industry Association)が規格化を進めている、次世代エンタープライズ&データセンター向けSSDフォームファクタ「E3.S」の評価モデルのサンプル出荷を開始した。
「E3.S」フォームファクタでは、信号品質の改善により、PCI-Express4.0はもちろんPCI-Express5.0以降のインターフェイスにも対応。また放熱特性の改善や、PCI-Express(x8)レーンのサポート、供給電力の増大、ストレージ容量の拡大などのメリットがあり、2.5インチのフォームファクタ以上の性能・効率を実現できるという。
なお今回の評価サンプルは、PCI-Express4.0とNVMe1.4に対応したエンタープライズSSD「CM6」シリーズをベースにした製品で、コントローラーとNANDフラッシュは同じものを使用しながら、フォームファクタを「E3.S」に、PCI-Expressレーンをx4に、消費電力を約40%高い約28Wに変更することで、性能は約35%引き上げられている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
キオクシア株式会社: https://personal.kioxia.com/