2020.07.09 11:40 更新
2020.07.08 配信
IntelはUSB4準拠の次世代高速インターフェイス「Thunderbolt 4」の詳細情報を公開。また対応コントローラとして「Intel JHL8x40」シリーズを発表した。
Thunderbolt 4では、USB Type-Cコネクタの採用や、40Gbpsの転送速度に変更はないものの、ディスプレイ出力はこれまでの4Kx1から4Kx2に拡張され、8Kの高解像度ディスプレイにも対応。さらに帯域幅も32Gbpsとなり、ストレージのデータ転送速度が最高3,000MB/secに引き上げられている。
またポート数も拡張され、Thunderbolt 4対応のドッキングステーションでは4ポートのThunderboltを搭載できるようになった。
その他、Thunderboltドックに接続した場合でも、キーボードやマウスからのスリープ復帰や、DMA攻撃を防ぐため「Intel VT-d」によるDMA保護が必須になるなどの改良が加えられている。
なおコントローラの出荷は2020年後半より開始される予定で、次世代モバイルCPU「Tiger Lake」には、Thunderbolt 4の機能が内蔵される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/