2020.07.14 13:00 更新
2020.07.14 配信
まるで紙のノートのようにペンで手書きし、書き込んだ内容を保存・閲覧できるデジタルノート「フリーノ」がキングジムからリリース。昨年12月にクラウドファンディングに登場、目標の10倍以上となる6,000万円の支援を獲得したプロダクトだ。
紙のノートの滑らかな書き心地と、デジタルならではの機能性の融合を狙った。4,096段階の筆圧感知に対応したワコム製デジタイザとデジタルペンの組み合わせにより、スムーズな書き心地を実現。6.8インチの画面にはE Ink社の電子ペーパーディスプレイ(1,440×1,080ドット/265ppi)を採用し、明るさと色味を調整することで、暗い場所でも使用できる。
また、手書きのノート機能に加えて、PDFの閲覧・書き込みができるドキュメント機能、ノートと紐付け可能なカレンダー機能を搭載。本体に最大約87,000ページ分を保存可能なほか、microSDやUSBでデータを出力したり、Wi-FiでオンラインストレージのDropboxにアップロードすることができる。
内蔵メモリは32GBで、最大32GBのmicroSDHCが使用可能。フォーマットはPDF/note/PNGをサポートする。ネットワークは802.11b/g/nの無線LANに対応、有線インターフェイスはUSB Type-Cを備える。外形寸法は幅132mm、奥行き10mm、高さ175mm、重量約240g。内蔵バッテリーの充電で動作し、約10日間使用できる。
なお製品の発売に合わせて、本のように持ち歩くことができる、スタンド機能付きの専用カバーも発売される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社キングジム: https://www.kingjim.co.jp/