2020.07.20 19:00 更新
2020.07.20 配信
2020年5月14日付けプレスリリースで一報をお届けした、コンガテックのCOM Express Type 6カード「conga-TR4」に、Ryzen Embedded R1000搭載モデルが追加された。
Ryzen Embedded R1000シリーズは、TDP 12~25Wの省電力プロセッサながら、AMD Radeon Graphics 3を内蔵。最大4Kの高解像度表示や、10bit HDR、DirectX 12、OpenGL 4.4に対応する。
さらにトリプルディスプレイや、ハードウェアアクセラレーションによるHEVC(H.265)動画ストリーミング、HSA/OpenCL 2.0を使用したディープラーニングなど、幅広い用途で活用できる。
製品ラインナップはベースクロック2.60GHz、ブーストクロック3.50GHzのRyzen Embedded R1606Gモデルと、それぞれ2.40GHz、3.30GHzのRyzen Embedded R1505Gモデルの2種。いずれもコア数は2コア/4スレッド、キャッシュはL2が1MB、L3が4MB。なおOSはWindows 10/7、Linux、Yocto 2.0をサポートする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
コンガテック ジャパン株式会社: https://www.congatec.com/jp.html