クアッド4Kや8K/60Hz表示が可能

115mm角、容量0.62リットルの超小型筐体を採用しながら、クアッド4Kや8K/60Hzの高解像度表示に対応するデスクトップPCがASUSから。

プロセッサには、ノートPC向け「Renoir」ことRyzen Mobile 4000シリーズを搭載。CPUは最高で8コア/16スレッド、GPUは最大Radeon Vega 8を内蔵し、従来の超小型PCに比べてCPU性能は34％、グラフィックス性能は150％以上も高速化されているという。

APUはRyzen 7 4800U/7 4700U/5 4500U/3 4300Uの4種類のSKUが用意され、メモリはDDR4 4GB（最大64GB/3,200MHz/SO-DIMMx2）、ストレージは500GB～1TBの2.5インチSATA3.0（6Gbps）SSDと128GB～512GBのNVMe M.2 SSD。ネットワークはIntel Wi-Fi 6 AX200とギガビットLANを搭載する。

インターフェイスはフロントがオーディオジャックx1、USB3.2 Gen.2 Type-Cx1（DisplayPort互換）、USB3.2 Gen.1×1、microSDカードリーダ。リアがUSB3.2 Gen.2 Type-Cx1（DisplayPort互換）、HDMIx1、DisplayPortx1（オプションでD-Subやシリアル、ネットワークなどに変更可能）、USB3.2 Gen.1 Type-Ax2。

本体サイズは幅115mm、奥行き115mm、高さ49mm、重量0.7kg。電源は65Wまたは90WのACアダプタが付属する。なお現時点、この製品について国内市場での販売アナウンスは出ていない。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/