2020.08.04 14:00 更新
2020.08.04 配信
Raspberry Pi向けの周辺機器を手がけるメカトラックスから、電源管理・死活監視モジュールの新モデル「slee-Pi3」が発売。従来シリーズの機能に加え、長期間のリアルタイムクロックバックアップや外部入出力端子の追加、より柔軟な電源モニタリングなどを実現している。
電力供給強化によるRaspberry Piの安定稼働や間欠動作、死活監視機能などを可能にする増設モジュール。DV6~24Vの幅広い電源に対応し、基板上で5Vに変換して供給することで、Raspberry Pi本体を安定して稼働させる。また、電源・電圧値や本体のハートビート監視、常時稼働ソフトの監視、本体の反応がない場合の強制電源断や電源再投入といった機能を備えている。
また、従来からリアルタイムクロックバックアップ機能が強化。ボタン電池を標準搭載することで、電源がない状態でも約2年間の時刻保持が可能になった。電源オフから指定日時に起動(コールドブート)したり、10分間隔の間欠動作などに対応する。
そのほか、外部センサーと連携して本体を制御できる外部入出力端子を搭載。メイン・サブ2系統の電源入力を同時に電圧計測することも可能になり、経年劣化による電圧降下への対応もより柔軟に行えるようになった。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
メカトラックス株式会社: http://www.mechatrax.com/