2020.08.05 18:00 更新
2020.08.05 配信
パナソニックは、最大500GBアーカイバルディスクを採用したデータアーカイブシステム「freeze-ray」より、1ラックあたり最大3,192TBの大容量ディスクストレージを実現できる新シリーズ「LB-DH6」を発表した。
「LB-DH6」では、1本あたり6TBの光ディスクマガジンを76本装填でき、1モジュールあたり最大456TBの大容量データを保存可能。19インチラックには7台のモジュールを搭載でき、合計3,192TBになる計算だ。
また光ディスクへのRAID技術を継承しており、読込最高648MB/sec、書込最高432MB/secの高速なデータ転送と、不測の障害からデータを保護する高い信頼性も確保。さらに室温保管に対応し、保存寿命100年のアーカイバルディスクを採用したことで、定期的なデータ移し替えによるコストや、空調電力コストの節約といった効果もある。
ホストインターフェースはSAS/iSCSI/FCに対応。搭載可能マガジン数は最大532本で、マガジンは6TB(500GBx12枚)のほか、3.6TB(300GBx12枚)と1.2TB(BD-R XL 100GBx12枚)が用意される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
パナソニック株式会社: https://www.panasonic.com/jp/