2020.08.06 19:11 更新
2020.08.06 配信
ASRockの小型ベアボーンキット「DeskMini」シリーズに、Socket AM4対応の最新モデル「DeskMini X300」が登場。2020年秋頃を目処に販売が開始されることになった。
まもなく国内発売が開始される予定の「Ryzen PRO 4000」シリーズを含む、最新APU「Ryzen 4000」シリーズに正式対応。さらにCPU/GPUクロックと電圧を調整する機能を備え、APUの持つ性能を最大限に引き出すことができるという。
主なスペックはメモリスロットがDDR4 SO-DIMMx2(2,933MHz+/最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x2、Ultra M.2(PCI-Express3.0x4)x2、ネットワークはギガビットLANで、ワイヤレスカード用のM.2 2230を標準装備。
インターフェイスはフロントがUSB3.2 Gen.1 Type-Cx1、USB3.2 Gen.1 Type-Ax1、オーディオ端子x2、リアがUSB3.2 Gen.1 Type-Ax1、USB2.0x1、HDMIx1、DisplayPortx1、D-Subx1で、トリプルディスプレイに対応する。
DeskMini H470 |
同時リリースされた「DeskMini H470」は、TDP65Wまでの第10世代Intel Coreプロセッサに対応するLGA1200モデル。チップセットはIntel H470で、独自チューニング技術「Base Frequency Boost」機能を搭載する。
主なスペックはメモリスロットがDDR4 SO-DIMMx2(2,933MHz+/最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x2、Ultra M.2(PCI-Express3.0x4)x1、ネットワークはギガビットLANで、こちらもワイヤレスカード用のM.2 2230を標準装備。
インターフェイスはフロントがUSB3.2 Gen.2 Type-Cx1、USB3.2 Gen.1 Type-Ax1、オーディオ端子x2、リアがUSB3.2 Gen.1 Type-Cx1、USB3.2 Gen.1 Type-Ax4、HDMIx1、DisplayPortx1、D-Subx1で、USB Type-Cのうち1つはAlternate Modeや最大60Wまでの給電に対応。マルチディスプレイはトリプルディスプレイをサポートする。
いずれも本体サイズ(縦置き時)は幅80mm、奥行き155mm、高さ155mm、容量は1.92L。なお本体デザインは刷新されているものの、VESAマウントキット、USB2.0ケーブル、M.2 Wi-Fiモジュールなどのオプションパーツは既存のものがそのまま流用できる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/