2020.08.18 22:00 更新
2020.08.18 配信
ASRockは、Ryzen 3000XTシリーズと同時にアナウンスされた、最新エントリーチップセットAMD A520を採用するマザーボード計3モデルを発表。8月22日11時より販売を開始する。
従来のAMD 500シリーズと同じく、Ryzen 3000/4000(3200G/3400Gは除く)に加え、今後登場予定の次世代Ryzenに対応。なおPCI-Expressは3.0までに制限されるため、Ryzen 4000シリーズと組み合わせることで、コストを抑えつつ、グラフィックス性能にも優れたPCを組み上げることができるだろう。
「A520M Pro4」は、「Premium 50A Power Choke」による8フェーズデジタル電源回路を搭載するMicroATXフォームファクタの上位モデル。メモリスロットはDDR4-4733+x4(最大128GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x4、Ultra M.2×1、M.2×1。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)x1、PCI-Express3.0(x2/x16形状)x1、M.2 2230(ワイヤレスカード用)x1。
ネットワークはRealtek RTL8111HによるギガビットLAN、オーディオチップはRealtek ALC1200。ディスプレイ出力はD-Subx1、DisplayPortx1、HDMIx1で、トリプルディスプレイに対応する。
A520M-HDV |
「A520M-HDV」は、「Premium 50A Power Choke」による6フェーズデジタル電源回路を搭載するMicroATXフォームファクタの下位モデル。メモリスロットはDDR4-4733+x2(最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x4、Ultra M.2×1。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)x1、PCI-Express3.0(x1)x1。
ネットワークはRealtek RTL8111HによるギガビットLAN、オーディオチップはRealtek ALC887。ディスプレイ出力はD-Subx1、DVI-Dx1、HDMIx1で、トリプルディスプレイに対応する。
A520M-ITX/ac |
「A520M-ITX/ac」は、「Premium 60A Power Choke」と「50A Dr.MOS」による8フェーズデジタル電源回路を搭載するMini-ITXフォームファクタモデル。メモリスロットはDDR4-4733+x2(最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x4、Ultra M.2×1。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)x1、垂直M.2×1(ワイヤレスカード標準装備)。
ネットワークはRealtek RTL8111HによるギガビットLANとIEEE 802.11ac/a/b/g/n+Bluetooth 4.2、オーディオチップはRealtek ALC887。ディスプレイ出力はHDMIx1、DisplayPortx1で、デュアルディスプレイに対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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