2020.08.21 14:22 更新
2020.08.21 配信
CFDからPCI-Express4.0(x4)接続の新型SSD「PG3VND」シリーズが登場した。フォームファクタはM.2 2280(両面実装)で、容量は500GB、1TB、2TBの3モデルがラインナップする。
コントローラは「PG3VNF」シリーズと同じPhison「PS5016-E16」で、NANDフラッシュにはWD製3D TLC NAND「BiCS4」を採用。またキャッシュメモリには512MB(500GB)~2GB(2TB)のDDR4 DRAMを搭載する。
CSSD-M2B2TPG3VND(2TB) |
CSSD-M2B1TPG3VND(1TB) | CSSD-M2B5GPG3VND(500GB) |
主なスペックは2TBモデルが、シーケンシャル読込4,950MB/sec、書込4,200MB/sec、ランダム読込600,000 IOPS、書込600,000 IOPS、1TBモデルがそれぞれ4,950MB/sec、4,400MB/sec、600,000 IOPS、600,000 IOPS、500GBモデルが4,950MB/sec、2,500MB/sec、450,000 IOPS、550,000 IOPS。シーケンシャルはやや引き下げられている一方で、ランダムアクセスが引き上げられているのが特徴だ。
その他、空き容量に応じて読込・書込速度を調整する「Smart data processing」、読込性能を高速化する「Predict & Fetch」、NANDフラッシュの一部をキャッシュとして使用する「SLC Caching」などの機能を搭載。書込耐性は2TBが3,600TBW、1TBが1,800TBW、500GBが850TBWで、製品保証は5年間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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