筐体デザインは共通、スペックで差をつけた2機種を展開

ASUSより5Gに対応する最新世代のスマートフォン「ZenFone 7」シリーズが発表。ベースモデルの「ZenFone 7」と、その上位モデル「ZenFone 7 Pro」がリリースされた。昨年登場した「ZenFone 6」の後継モデルにあたり、トレードマークだったフリップカメラも3眼仕様に進化している。

モーターで回転するフリップカメラは、6,400万画素メイン+1,200万画素超広角+800万画素望遠という構成。リアカメラとインカメラを兼ねる仕様で、望遠レンズは3倍光学ズームに対応。上位の「ZenFone 7 Pro」は、メインと望遠で4軸の光学手ブレ補正を搭載している。

なお、カメラのモーターも強化されており、耐久性が2倍に向上。より小型化しつつ小刻みな可動が可能になった。

ディスプレイはフルベゼルレス仕様の6.67インチ有機ELを搭載し、Corning製強化ガラス「Gorilla Glass 6」で保護。解像度は2,400×1,080ドットで、リフレッシュレート90Hz、HDR表示に対応する。

「ZenFone 7」はプロセッサがSnapdragon 865、メモリ6GB/8GB、ストレージ128GBを内蔵。上位の「ZenFone 7 Pro」はSnapdragon 865 Plus、メモリ8GB、ストレージ256GBを内蔵し、スペックで差別化が図られている。

そのほか、5,000mAhのバッテリーはQuick Charge 4およびUSB PDの急速充電に対応。側面には機能割り当ても可能な電源ボタン一体型の指紋センサーを備えている。外形寸法は幅77.28mm、奥行き165.08mm、厚み9.6mm、重量230g。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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