2020.08.31 16:34 更新
2020.08.30 配信
Samsungは、韓国にある平沢工場にて、第3世代10nm(1z)プロセスを採用する「16Gb LPDDR5 DRAM」の量産を開始したことを発表した。
今年2月に発表された第2世代10nmプロセスモデルの後継にあたる製品で、製造にはEUV(極端紫外線)技術を採用。転送速度はこれまでの5,500Mb/sから6,400Mb/sへと約16%高速化され、16GBのパッケージなら、1秒で51.2GBのデータを転送できる。
またLPDDR5のパッケージ厚も30%薄くでき、マルチカメラや、折りたたみ式のスマートフォンのように、多くの機能を搭載する必要があるデバイスのスリム化も可能になるという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/