Seagate、高耐久「IronWolf Pro」の18TBモデルなどNAS向けHDD/SSD新製品

2020.09.02 13:00 更新

2020.09.01 配信

HDD Seagate SSD

Seagate Technology（本社：アメリカカリフォルニア州）は2020年9月1日（現地時間）、「IronWolf Pro」シリーズの18TBモデル「ST18000NE000」など、NAS向けHDD/SSDの新製品を発表した。

「IronWolf Pro」に最大容量追加。高耐久SSDの新シリーズ2製品も発売

New Seagate IronWolf NAS Drives Arrive Just In Time For SMBs Planning On A Data-Led COVID-19 Recovery
https://www.seagate.com/jp/ja/news/news-archive/new-seagate-ironwolf-nas-drives-arrive-just-in-time-for-smbs-planning-on-a-data-led-covid-19-recovery-pr-master/

SeagateのNAS向けHDD/SSDの新製品がリリース。いずれもインターフェイスはSATA3.0（6Gbps）に対応する。メーカー保証は5年間。

「ST18000NE000」は、AgileArrayファームウェアに対応した大規模NAS向けHDD「IronWolf Pro」シリーズの18TBモデル。回転振動（RV）センサーを内蔵する常時稼働想定のHDDで、回転数は7,200rpm、最大転送速度260MB/sec、キャッシュ256MB。MTBFは120万時間で、書込耐性は300TB/年とされる。市場想定売価は608.99ドルで、今月中に発売予定。


IronWolf Pro 125

「IronWolf Pro 125」シリーズは、同様に24時間365日稼働を想定した大規模NAS向けのSSD。3D TLC NANDフラッシュを採用、シーケンシャル読込最大545MB/sec、同書込最大520MB/sec、ランダム読込最大96,000IOPS、同書込最大30,000IOPS。MTBFは200万時間で、書込耐久は7,000TBWとされる。

容量ラインナップは、240GB/480GB/960GB/1.92TB/3.84TBの5モデル。グローバルにて販売が開始されており、市場想定売価は順に94.99ドル/136.99ドル/262.99ドル/472.99ドル/944.99ドル。


IronWolf 125

「IronWolf 125」シリーズは、中小規模NAS向けを想定した高耐久SSD。3D TLC NANDフラッシュを採用し、主なスペックはシーケンシャル読込最大560MB/sec、同書込最大540MB/sec、ランダム読込最大95,000IOPS、同書込最大90,000IOPS。MTBFは180万時間、書込耐久は最大5,600TBWとされる。

容量ラインナップは、250GB/500GB/1TB/2TB/4TBの5モデル。市場想定売価は順に62.99ドル/83.99ドル/141.99ドル/293.99ドル/608.99ドルで、グローバルにて販売が開始されている。

文：エルミタージュ秋葉原編集部絵踏一
Seagate Technology： http://www.seagate.com/