2020.09.02 14:00 更新
2020.09.01 配信
7mm厚の2.5インチフォームファクタながら、最大15.36TBの大容量を実現したデータセンター向けSATA3.0(6Gbps)SSD。
16TBクラスで一般的な3.5インチHDDに比べて、設置スペースは約8分の1、消費電力も約38%少なく、データセンターの省スペース・省電力化が可能。さらに転送速度もシーケンシャル読込530MB/sec、書込220MB/sec、ランダム読込90,000 IOPS、書込10,000 IOPSと高速なことから、特に読込処理が中心のデータセンターのパフォーマンスを引き上げる効果も期待できる。
NANDフラッシュにはQLCで、NANDフラッシュのエラーを検出する「SmartRefresh」や、アイドル時にDRAMキャッシュのデータをNANDに移動することでデータの損失を防ぐ「SmartFlush」、セルの劣化率を監視しNANDの寿命を高める「Adaptive Wear Leveling」などの機能により、信頼性と耐久性を向上。またサーバーでの運用を考慮し、電力損失時でもデータを維持できる「電力損失保護コンデンサ」(pFail)を備える。
容量は15.36TBの他、7.68TB、3.84TB、1.92TBがラインナップ。最大消費電力は4.5W、書込耐性は0.1DWPDで、製品保証は5年間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Phison Electronics: http://www.phison.com/