2020.09.18 12:21 更新
2020.09.17 配信
EK Water Blocksより、GeForce RTX 3080およびGeForce RTX 3090に対応するウォーターブロック「EK-Quantum Vector RTX 3080/3090」シリーズがグローバル市場にて発売。10月上旬目処で出荷が開始される。
EK-Quantum Vector RTX 3080/3090 D-RGB – Nickel + Plexi |
GPUとVRAM、VRMをまとめて冷却するフルカバータイプのウォーターブロックで、リファレンスデザインのグラフィックスカードに対応し、「Founders Edition」には非対応。リファレンス仕様における背の高いコンデンサをクリアするため、11.2mmという極めて厚みのある銅製ベース(コールドプレート)が採用されている。
なおEK Water Blocksによれば、コールドプレートの加工には従来製品のほぼ2倍の時間がかかっているとのこと。
EK-Quantum Vector RTX 3080/3090 – Copper + Plexi | EK-Quantum Vector RTX 3080/3090 – Copper + Acetal |
GPUコアとの受熱部には、0.5mm幅のマイクロチャネルで構成された27のマイクロフィンを搭載。均一なフロー分布とデッドスポット低減を特徴とする、定番の冷却エンジン「Open Split-Flow cooling engine」が導入されている。低出力または低速設定のポンプでも、十分な冷却パフォーマンスが発揮できる。
そのほか、「EK-Quantum Vector RTX 3080/3090 D-RGB」シリーズにはアドレサブル対応のRGB LEDを内蔵。主要マザーボードメーカーのライティング技術に対応し、周辺デバイスとイルミネーションを同期できる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一