2020.09.21 11:08 更新
2020.09.17 配信
2019年12月より国内市場でも取り扱いが開始されたPCケース「FARA B1」シリーズのバリエーションモデル。ベース筐体に変更はなく、外形寸法も同じ幅207mm、奥行き401mm、高さ446mmのミドルタワーで、フォームファクタはATX、MicroAXT、Mini-ITXに対応する。
シリーズ最終型とも言える「FARA B1 PRO」は、フロントとリアに120mmサイズのアドレサブルRGBファンを標準装備。追加投資無しで手軽に魅せるPCが構築できる。
恐らくアクリル製と思われる”トランスペアレント前面パネル”はアドレサブルRGBファンを露出し、両サイドには星型メッシュグリルを採用。密閉エリアが広く感じられるデザインながら、十分な通気性を確保した。もちろん、この手の製品には定番となる、左側面には強化ガラス製サイドパネルを使用。「ARGBコントローラー」が付属し、単体での発光イルミネーションの制御ができる。
また左側面から内部を確認すると、ボトムカバー(シュラウド)を装備するイマドキなデザインを採用。ケージタイプのシャドウベイユニットや、CPUクーラーメンテナンスホール下の空きエリアには2.5インチSSD用トレイを装備。トップパネルおよび電源ユニットマウントスペースのボトム部には、防塵フィルタを備えた。
ドライブベイレイアウトは、3.5インチシャドウベイx1段、2.5インチシャドウベイx4段(うち1段は3.5インチシャドウベイ排他)。冷却ファンレイアウトは、フロント120mmx3基(ARGBファン標準)または140mmx2基、リア120mmx1基(ARGBファン標準)、トップ120/140mmx2基。ラジエターはフロント120/140/240/280mmサイズ、リア120mmサイズ、トップ120/240mmサイズが搭載可能。フロントトップレイアウトのアクセスポートは、USB3.0x2、USB2.0x1、ヘッドホンx1。
各有効スペースは、CPUクーラーが高さ165mmまで、グラフィックスカードが長さ322mmまで(幅170mmまで)、電源ユニットは長さ160mmまで(シャドウベイユニット装着時)。素材は主素材はスチール、副素材がプラスチックおよび強化ガラス。容量は37リットルとされ、重量は5.75kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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