2020.09.23 00:00 更新
2020.09.23 配信
PCI-Express4.0(x4)接続に対応するNVMe M.2 SSDの新製品。フォームファクタはM.2 2280で、容量は250GB、500GB、1TBの3モデルがラインナップ。なお2020年中には2TBモデルの発売も予定されている。
コントローラはSamsungの最新IC「Elpis」で、NANDフラッシュにはTLC V-NANDを採用。また放熱効果のあるニッケルコーティングされたコントローラとヒートスプレッダーラベルを組み合わせることで安定したパフォーマンスを維持できるという。
転送速度は、1TBモデルがシーケンシャル読込7,000MB/sec、書込5,000MB/sec、ランダム読込100万IOPS、書込100万IOPS、500GBモデルがそれぞれ6,900MB/sec、5,000MB/sec、80万IOPS、100万IOPS、250GBが6,400MB/sec、2,700MB/sec、50万IOPS、60万IOPSとされ、「PS5016-E16」コントローラを搭載したモデルよりも高速だ。
ただし、書込耐性は1TBで600TB、500GBで300TB、250GBで150TBとされ、「PS5016-E16」コントローラを搭載したモデルの半分以下なのは気になるところ。特に書込処理が頻繁に発生する、ヘビーな運用をする場合は気をつける必要がありそうだ。
本体サイズは幅22.15mm、長さ80.15mm、厚さ2.38mm。MTBFは150万時間、製品保証は5年間。なお製品には「Samsung Magicianソフトウェア」がダウンロード提供される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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